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本人確認書類の写しを受け取る事業者の方へ

写しの番号は、消してから保管する。

申込みや契約の窓口で受け取った、保険証(資格確認書)・マイナンバーカード・運転免許証の写し。Fuseji は PDF や画像から記号・番号や個人番号を探し、下の文字ごと消して、消えたことを確かめます。原本のファイルは上書きしません。

Windows 版は準備中です。顔写真の自動検出はベータ版で、Mac だけ・最初はオフです。

Fuseji の確認画面
使う場面

写しを保管する前に

保険証・資格確認書の写し

記号・番号を探して候補に挙げます。厚生労働省の通知は、写しを取るときに記号・番号等を復元できない程度にマスキングするよう求めています。

マイナンバーカードの写し

個人番号を探して消せます。個人情報保護委員会は、個人番号の部分を復元できない程度にマスキングまたは削除したうえで、保管を続けることは可能としています。

スマホで届いた画像

申込みの方がスマホで撮って送った PNG・JPEG・HEIC の画像も、そのまま開けます。書き出すと画像のまま(PNG は PNG、JPEG と HEIC は JPEG)になり、撮影場所などの情報も取り除きます。

窓口で使うために

原本を守る・確かめて残す

原本は上書きしない

書き出したファイルは別のファイルとして保存します。受け取ったままの原本のファイルはそのまま残ります。

書き出した直後に確かめる

書き出しの直後に、消した語が残っていないかを自動で確かめます。結果は検証レポートとして PDF・CSV で残せます(個人版以上)。

まとめて処理する

プロ版以上では、フォルダ内の PDF を同じ辞書とルールでまとめて調べ、確認待ちの一覧を作れます。

書類を外に出さない

処理はすべて Mac の中で行います。受け取った書類をクラウドに上げる必要はありません。

より詳しく

番号のマスキングと保管

健康保険の被保険者証(いまの資格確認書)の写しについて、厚生労働省の通知は、写しを取るときは記号・番号等を復元できない程度にマスキングすることを求めています。写しを送ってもらう場合は、あらかじめ申請者にマスキングを求め、マスキングされた写しを受け取るよう案内しています。

マイナンバーカードの写しについて、個人情報保護委員会は、個人番号の部分を復元できない程度にマスキングまたは削除したうえで保管を続けることは可能としています。あわせて、番号法の本人確認について、本人確認書類のコピーを保管する法令上の義務はないと案内しています。

個人情報保護法第 22 条は、利用する必要がなくなった個人データを遅滞なく消去するよう努めることを求めています(努力義務)。個人情報保護委員会のガイドラインは、この「消去」に、特定の個人を識別できないようにすること等を含むとしています。ただし、法令で保存期間などが定められている場合は別です。

業種の決まりで本人確認書類の写しを残す必要がある場合は、その決まりに従ってください。番号のマスキングは、そうした業種でも官公庁の案内があります。どこまで消してよいかなど個別の判断は、所管の官庁や顧問の専門家に確認してください。

Fuseji は日本語の PDF と画像を読んで、保険証の記号・番号、マイナンバー(個人番号)、基礎年金番号、運転免許証の番号、氏名・住所・生年月日などを自動で探します。検出は「候補の提示」であり、最終的な判断は画面で行う前提です。

顔写真は、設定で「顔写真を自動で見つける(ベータ)」をオンにすると、範囲の候補として出します(Mac だけ・最初はオフ)。ほかに消したい欄は、ページの上でドラッグして囲めば消せます。

墨消しは「下の文字ごと消す」焼き込み方式です。黒い四角を重ねるだけの黒塗りと違い、ファイルの中の文字そのものが無くなるので、あとからコピーや四角の移動で読めません。原本のファイルは上書きせず、消した写しを別のファイルとして書き出します。

書き出した直後に自動で全文検索が走ります。消した語がどこにも残っていないことが、検証レポートとして PDF と CSV で残ります。プロ版以上の厳密検証では、画像になっている部分の文字まで読み取って確かめます。

紙の書類をスキャンした PDF も扱えます。文字の無いページは Mac の文字認識で日本語を読み取ってから、同じ精度の自動検出を行います。保険証の写しの扱いは、解説「保険証の写しの記号・番号」にもまとめています。

受け取った PDF を検査する「剥がしテスト」は、無料版でもずっと使えます。黒い四角の下に文字が残っていないか、見えない文字・注釈・添付ファイル・文書情報が残っていないかを調べます。

プロ版・事務所版は銀行振込の請求書払い(適格請求書)に対応します。ネットに繋がない環境向けに、オフラインで使えるライセンスキーも発行しています。使える台数はプロ版が 2 台、事務所版が 5 台です。

参考: 厚生労働省(被保険者証の写しの記号・番号等のマスキング)/個人情報保護委員会「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」/個人情報保護委員会 Q&A(本人確認書類のコピーの保管)/個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」

よくある質問

写しを受け取る事業者の方からよくある質問

保険証(資格確認書)の写しの記号・番号も消せますか?

はい。保険証の記号・番号、マイナンバー、基礎年金番号、運転免許証の番号などを、それぞれの書き方から探して候補に挙げます。最終的な確認は画面で行ってください。

マイナンバーカードの写しは、番号を消せば保管してよいですか?

個人情報保護委員会は、個人番号の部分を復元できない程度にマスキングまたは削除したうえで保管を続けることは可能としています。業種の決まりで写しを残す必要がある場合は、その決まりに従ってください。個別の判断は、所管の官庁や顧問の専門家に確認してください。

写しを残すことが法令で決まっている業種でも使えますか?

業種の決まりで写しを残す必要がある場合は、その決まりに従ってください。番号のマスキングは、そうした業種でも官公庁の案内があります。どこまで消してよいかは、所管の官庁や顧問の専門家に確認してください。

申込みの方がスマホで撮った画像も使えますか?

はい。PNG・JPEG・HEIC の画像を開き、文字を読み取ってから候補を出します。書き出すと画像のまま(PNG は PNG、JPEG と HEIC は JPEG)になり、撮影場所などの情報も取り除きます。

顔写真も消せますか?

設定で「顔写真を自動で見つける(ベータ)」をオンにすると、顔写真を範囲の候補として出します。ベータ版のため、見落としや取り違えがあります。Mac だけで、最初はオフです。オフのままでも、ページの上でドラッグして囲めば消せます。

受け取った原本のファイルは書き換わりますか?

いいえ。Fuseji は原本のファイルを上書きしません。黒塗りは、別のファイルとして書き出した写しにだけ入ります。

たくさんの写しをまとめて処理できますか?

プロ版以上では、フォルダ内の PDF を同じ辞書とルールでまとめて調べ、確認待ちの一覧を作れます。

検出の精度はどれくらいですか?

数値でお約束していません。自動検出は「候補の提示」であり、漏れがないことを保証するものではありません。最終確認は画面で行ってください。本アプリは各ページの確認状況を記録しますが、見落としに対する責任を負うものではありません。

請求書払いはできますか?

プロ版・事務所版は銀行振込の請求書払い(適格請求書)に対応します。ネットに繋がない環境で使えるライセンスキーも発行できます。

Fuseji

自動検出は候補の提示であり、漏れがないことを保証するものではありません。最終確認は利用者が行ってください。